一、病因病機
2、熱毒積盛 湿熱・火毒の邪気は肛門周囲に停滞するため局部の気血の流れが悪化し、熱毒が盛んとなり膿瘍を引き起こす。
二、弁証論治
1、火毒蘊結型
三、非手術治療法
(1) 早期 早期に清熱解毒、軟堅散結の生薬を用いて、局部の炎症の吸収や消散を促進する。実証に金黄散、黄連膏を用い、虚証に沖和膏を用いる。 (2) 化膿期 化膿期に托裏消毒散を用いて、排膿を促進する。しばしば切開排膿を薦める。 (3) 後期 膿液が排出してから、生肌収斂の生薬を用いて膿瘍腔の癒合を促進する。一般的に生肌散を用いる。しばしば生理的食塩水または亜塩素酸塩水溶液で洗ってから生肌散を使う。
四、手術治療法
五、漢方エキス剤の使い方