第三節 気功保健・予防法

第三節 気功保健・予防法

一、気功の作用

気功は呼吸法とも言われ、体内の酸素の状態を改善するだけではなく、ひとの神経系、免疫系、内分泌系および内臓の機能を調節し、体内における異常反応を修正し、抵抗力や免疫力を高めるなどの効果があり、また失調した脳の神経系や自律神経系および全身の臓器機能を正常に戻らせる役割を果たすこともあると考えられる。
気功の腹式呼吸によって腹部の臓器に対してマッサージの作用があり、また胃液の分泌を増加し、胃腸蠕動を促進し、筋肉の増強、腹部臓器の機能を調節することによって食欲の促進、便通の改善などの効果が得られ、病気の予防に対する役に立つ。

二、気功の簡単な練習方法

  1. 全身リラックス
    精神、身体、筋肉などはすべてリラックスして、雑念を排除し、ストレスやいらいらや不安などの気持ちを安静させる。その後、頭から頚部、胸部、背部、腰部、下肢の順で徐々にリラックスさせる。腰部のリラックスが重要なポイントであり、腰部がリラックスしてから上下の気が通暢し、全身がリラックスすることができる。
  2. 意と気の調整
    気功を練習する場合には意識や意念を持って呼吸を調整する。徐々に呼気と吸気の時間をゆっくり延長させる。これは急にできないので長く練習しないと無理である。
  3. 運動と安静の結合
    動く中に安静させ、安静の中に動くのは精神(心)を安静させ、呼吸が動くということである。これによって陰陽のバランスを調整し、気血を調和し、経絡を疎通することができる。
  4. 練習のポイント
    気功を練習する場合には適度にするのが重要であり、無理しないように把握しなければならない。

(1) 全身のリラックス。
(2) 呼吸が自然でゆっくりである。
(3) 練習の時間を自分の体に合わせる。





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