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レミケード

潰瘍性大腸炎ーレミケード(抗TNFの抗体)

潰瘍性大腸炎の炎症をおこす原因細胞を根底から治療する方法です。2002年から、クローン病、リウマチ等の治療に使用され、すでに世界で125万人の方に使用されています。
2010年、UCの治療にもレミケードが有効であると判定が出され保険で使用出来るようになりました。
ステロイドや5ASA等の治療で改善の見られない場合は使用します。
表の方法で投与します。

レミケード投与スケジュール

レミケードの有効率は5ASA、ステロイドがうまく効かなかった人の55%に有効でした。
私どもの施設ではレミケードを使った30%の方には著効が得られ30%の方は有効、全く効果なしが20%という結果でした。
一方有効であった方は54週後も他の治療を行った方に比べて炎症が30%以上抑えられているという報告があります。
ステロイド、G-CAP、 L-CAP、抗菌剤ではいま一つの方には、選択肢が増えたことで大変心強くなったと考えています。

 

 

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