提肛とは肛門を提起する運動であり、自分で意識的に肛門を上へ収縮・提起するということである。この方法は昔から痔などの肛門疾患を治療・予防する方法であり、肛門の筋力の増強、静脈回流の加速、肛門部?血の改善、腸蠕動の促進などの作用によって肛門疾患の治療や予防に役に立つ。

練習法
全身リラックスして、両腿を付けて吸気すると同時に舌尖で上顎(高蓋)に付け、肛門を提起し、すこし吸気を止め、その後、呼気して全身リラックスする。朝晩に一回ずつして毎回に30分ぐらいする。
提肛運動は虚弱体質、老人、妊娠の女性にもっとも適応する。毎日続けると、100日後には効果が現れる。